芒種は夏の第三節気。「芒のある麦は急いで収穫し、芒のある稲は植え時」を意味する。気温が上がり雨も豊富になる、北方での夏の種蒔きの重要な時期である。遼寧では、農家はトウモロコシや大豆を植えるのに忙しい。「芒種に蒔かねば、蒔いても無駄」という諺もある。民間では青梅を煮たり、花の神を送る旧習も残る。冷たく冷やした緑豆スープは、田んぼから戻った労働者への何よりのご褒美だ。種を蒔き、同時に期待も蒔く――秋には、その答えがもたらされるだろう。
遼寧省への旅、視野の広がり 国の美しさ・省の豊かな文化をアピール