同程旅行社が発表した「2024年冬季観光トレンドレポート」によると、氷雪観光がこの冬最も人気のあるテーマの1つとなっている。多くのスキー愛好家にとって、スキー場で1日スキーをしてから湯気の立つ温泉に浸かるのが、週末の北東部への旅行の定番となっている。ある観光客は、スキーと温泉の「化学反応」をSNSで「スキーの後崩れそうになった体が、温泉でゆっくり浸かると、疲れがゆっくりととれる」と感動した。周りを雪に囲まれて水に浸かる人々は、日常で体験できない楽しみでできる。
「温泉マップ」を広げてみると、東北の氷雪温泉はユニークで、遼寧省の西から東まで、ほぼどこにでも有名な良質の温泉がある。鞍山市の湯崗子街では、温泉の歴史は唐の時代まで遡ることができる。
新しい文化・観光商品の導入により、サービスが「丁寧」であるかどうかがさらに試されることになる。瀋陽では早くも「いかにおもてなしを」モードがスタートし、朝市に行く際の荷物預かり所や温泉、荷物のケアサービスがある。鉄鍋煮込みでバラの形や子豚の様子を再現したまんじゅう続々登場、より多くの観光客を喜ばせた。
営口市では、海氷鑑賞、スキー、温泉入浴をワンストップで楽しめるツアーがあり、週末には多くの外国人観光客が訪れる。観光客により良いサービスを提供するために、営口何家溝スキー場は、顔認識でチケットを受け取り、スキー場に入場できる新しいインテリジェントチケットシステムを導入した。スキー場の担当者によると、11月30日の「オープン」以来、観光客数は前年同期に比べて3倍以上に増えたという。