葫蘆島市興城市の紅海桟道景勝地に位置する興城海洋美術館は、中国で唯一の海上美術館である。
建物は空母「遼寧艦」を1:1スケールで模した設計であり、外観は艦橋を思わせる作りとなっている。外壁には青色ガラスカーテンウォールと海戦の立体模型装飾が施されており、海洋文化と現代芸術の融合を表現している。
同館では、海洋文化の普及を目的としたプラットフォームとして、古今東西の航海船舶模型や海洋をテーマとした書画・写真作品などを長期展示している。多様な展示や異業種とのコラボレーションを通じ、来訪者に航海技術や海洋保護に対する理解を深めてもらうことを目指している。