このほど「2025『こんにちは、瀋陽』日韓観光年」シリーズイベントの一環として、「瀋陽観光ポロモーション(東京会場)が日本東京にて開催された。
本イベントは日本の観光業界関係者、報道機関、商工団体などを対象に、瀋陽の歴史文化、生態資源、都市の新たな魅力を紹介し、日中間の観光客相互訪問と観光産業連携の促進を目的とするものである。これにより、両国間の文化・観光分野における交流と協力に新たな活力をもたらすことが期待されている。
関係者によれば、中日両国は互いに重要な観光市場であり、瀋陽は中国東北部の中心都市として、日本観光客が中国東北の歴史と自然を体験する主要な目的地となっている。特に、スキー・温泉や工業遺産の研修旅行といったテーマ型観光商品が高い関心を集めている。
また、瀋陽の名物料理「鶏架(ジージャー)」も海を越えて話題を呼んでおり、これまたに三度瀋陽を訪れた日本セグール旅行社・旅行事業観光部の石毛二郎部長は、「瀋陽故宮と北陵公園が強く印象に残っている。鶏架は絶品で、ぜひまた瀋陽を訪れたい」と語った。
イベント当日は、瀋陽市文化観光・放送テレビ局が日本の観光市場向けに、三日間及び五日間のモデル観光商品を発表。歴史遺跡、四季折々の景観、現代産業を融合させた旅行プランを通じ、瀋陽の多様な魅力をアピールした。さらに、双方の旅行会社は「観光客相互交流協力協定」に署名し、2025年までに10万人規模の相互送客の実現を目指す方針を明らかにした。