近頃、工業情報化部は中国消費名品の初回リストを公示した。遼寧省からは、十月稲田集団株式会社の「十月稲田」が企業ブランドとして、また興城水着と佟二堡毛皮が地域ブランドとして選ばれた。また、遼寧三溝と大連暁芹は中国消費名品成長企業リストに選ばれた。

　企業ブランド：十月稲田

　遼寧省初のユニコーン企業であり、中国を代表する急速に成長しているキッチン主食食品企業である。多様な販売チャネルを活用し、変化する顧客ニーズに対応しながら、マルチチャネル販売を維持している。2022年には、中国国内のスーパーマーケット流通チャネルにおいて、米、雑穀、豆類、種子類の売上で第4位となった。

　地域ブランド：興城水着

　興城市は中国で最も水着産業が集中している地域であり、「中国の水着の都」として知られている。その水着製品は国際市場で25％以上のシェアを占め、国内市場では40％以上のシェアを占めている。世界で4着に1着の水着が興城産である。

　佟二堡毛皮

　遼陽市灯塔市佟二堡鎮は、中国における毛皮の生産、加工、販売の重要な基地であり、「中国毛皮の都」「中国毛皮服装の名城」「国家級特色小鎮」などの称号を持つ。長年の発展を経て、佟二堡は毛皮と皮革産業の中心地であり、養殖、なめし、加工、検査、販売までの一貫した産業チェーンを確立している。

　成長企業：遼寧三溝

　遼寧三溝酒業有限責任公司は、清代同治年間に創業された「邱家焼鍋」を前身とする。100年以上にわたり、優れた水質と醸造技術で広く知られている。

　大連暁芹

　大連暁芹食品有限公司は1999年に設立され、即食ナマコシリーズ、乾燥ナマコシリーズ、ナマコ複合ペプチド、即食アワビなどの海産品を主力商品としている。暁芹のナマコ原料は、大連およびその周辺海域から厳選されている。