最近、市民や観光客が遼寧省博物館で「唐宋の風華——デジタル絵画の世界における芸術の世界」展を観覧している。

　春節の休暇は終わったものの、遼寧省博物館での展示観覧の熱気は衰えを見せず、途切れることなく訪れており、特に子供を連れて観覧する人々が多く見受けられる。

　展示ホールは10の区域が設けられ、遼寧省博物館が所蔵する国宝級の唐宋絵画作品『洛神賦図』『虢国夫人遊春図』『秋窓読易図』『簪花仕女図』『夏景山口待渡図』『瑞鶴図』を基に、ホログラム投影、仮想現実（VR）、拡張現実（AR）および没入型ドラマなどの技術を巧みに融合させ、唐宋時代の繁栄した光景を再現。観客はまるで時空を超えてその時代に身を置いているかのように、没入型で技術と文化の独自の魅力を体験できるようになっている。