12月21日、「2024東アジア文化都市・中国大連イベントイヤー」が正式に閉幕した。
閉幕式では、「2024東アジア文化都市・中国大連イベントイヤー」を振り返る総括ビデオ映像が再生され、100を超える多彩な文化交流イベントが紹介された。この映像を通じて、大連市の豊かな文化・芸術の魅力と、都市の開放的発展を牽引する勢いが来場者に鮮やかに伝えられた。念入りに企画された一連のイベントは、中日韓3か国の協力と交流を深める「心の架け橋」(中日韓三国の友情を象徴する架け橋)を築き、「友好の輪」を広げ、「共通のビジョン」を共有する場を提供した。
会場では、過去に「東アジア文化都市」に選ばれた中日韓39都市の展示ウォールが設置され、それぞれの都市が持つ「互いに学び、互いを称賛し、美を共にする」という精神と独自の魅力が写真や文章で紹介された。また、大連市を代表する無形文化財である貝殻彫刻や金州の鳥虫篆刻などの伝統技芸が伝承者によって披露され、中国の伝統文化の奥深さと豊かさが生き生きと描き出された。
「東アジア文化都市」は、中日韓首脳会議の合意を実現するための重要な取り組みであり、中日韓3か国の文化・観光分野での実質的な協力を推進するために設けられた東アジア地域文化協力のブランドである。このプログラムはまた、中国政府の「一帯一路」構想を全面的に実践し、「アジア文明対話大会」の提言を具現化する具体的な施策でもある。
2023年、大連市は10の候補都市の中で最高評価を受け、「2024東アジア文化都市」に選定された。これにより、大連市は遼寧省で初めて「東アジア文化都市」に選ばれた都市となった。