近頃、日中友好会館の招待を受け、中国人民対外友好協会の派遣により、遼寧省人民対外友好協会が率いる瀋陽師範大学の教員と学生総勢33名が、2024年度「日中植樹造林国際共同事業」の一環として、中国大学生友好交流三省百人代表団の一部として日本を訪問した。一行は東京や富山などを訪れ、友好都市交流、植樹活動、日本文化体験を行い、現地の大学生との友好交流を深めた。この訪問はNHKや北日本新聞などの地元メディアにも報じられた。
富山大学訪問中、代表団は日本の伝統文化を体験し、富山大学で中国語を学ぶ学生たちと「同じ教室」で交流した。授業のテーマや趣味の共有、生活習慣や文化芸術についてのディスカッションを通じて、中日両国の若者の相互理解が深まり、友情が育まれた。
さらに、代表団は富山県生活環境部国際課が主催する「両省県大学生交流会」に参加し、今年9月に遼寧省を訪問した30名余りの富山県大学生たちと再会を果たした。交流会では、遼寧代表団の学生が京劇や古典舞踊といった中国の伝統的な芸術を披露し、日本の学生たちと中日両国の人気ヒット曲を共に歌い、会場は熱気に包まれた。
「日中植樹造林国際共同事業」の重要な活動として、11月28日、代表団は富山県内で日本三霊山の一つ、立山のふもとに、両省県の友好関係と緑豊かな未来を象徴する桜の木を植えた。