毎日正午11時弱、遼寧省丹東市振興区駅前のお年寄りが次々と管轄区内のお年寄り食堂鑫興隆ファーストフードレストランに入り、気楽に酢豚、トマトと卵の炒め物、ピーマン・ナス・ジャガイモの炒めものなどの肉と野菜の組み合わせた栄養豊富で、バラエティに富んだ料理を選んでいる。
2023年、振興区委員会と区政府は積極的に老後サービスの新しいモデルを模索し、「政府によるプラットフォームの建設+企業による運営管理」と「飲食サービスの能力と資格を持つ業者に頼る」という方式を採用している。それを通じて、異なる年齢層の高齢者に、優遇サービスを提供し、お年寄りのための食堂建設をしっかりと推進し、幸福の味を解禁する。現在までに、当地区にはすでに8つのお年寄り食堂が正式にオープンし、市内主要な街をすべてカバーしている。
統計によると、当地区の「お年寄り食堂」は運営開始以来、1000人近くの高齢者が食事に訪れ、プラットフォームでの登録高齢者数は5705人で、「お年寄り食堂」での食事回数は1.1万回を超えている。「お年寄り食堂」は管轄区内の高齢者に近くて便利な食事支援サービスを提供するという目的の第一段階を達成した。今後は引き続き、周辺の高齢者にデリバリーなどの個人のニーズに応えるサービスを提供する予定である。
丹東市元宝区七道街道乐宸居家とコミュニティ老後サービスセンターのお年寄り食堂では、調理担当のスタッフが種類豊富な料理を準備している。主食もさまざまな選択肢があり、高齢者は自由に選ぶことができる。「高齢者10元セット」のほか、個別に注文して特別割引を楽しむこともできる。 元宝区「お年寄り食堂」は「政府支援、社会参加、市場重視の運営、専門的な管理」というモードを取り、様々な有利な資源をよりよく利用し、壁のない「老人ホーム」と市民に便利な「生活コミュニティー」を構築し、地域内のより多くのお年寄りの「三食の困りごと」を解決しただけでなく、お年寄りの子どもたちの心配も解消した。